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おいしい料理を作ろうと思ったら、材料をちゃんと準備しなくてはいけません。アップルパイを作るときには、もちろんリンゴが必要です。宇宙でもそれは同じ。材料がそろっているかどうかで、そこで何ができるかが変わってしまいます。 宇...
何十億年も前、宇宙は星の「ベビーブーム」時代でした。銀河の中では今よりもずっとたくさんの星が生まれていたのです。アルマ望遠鏡を使った観測で、この時代の銀河について新しいことがわかりました。「お母さん銀河」をたくさん見つけ...
アルマ望遠鏡の観測で、15年もナゾのままだったふしぎな雲の正体がわかりました。 この雲は、LAB-1という名前で呼ばれています。この雲は、なんと私たちが住んでいる天の川銀河の3倍もある、とてもおおきな雲です。しかも、地球...
ほとんどの銀河の中心には、巨大なブラックホールがあります。ブラックホールは、ものすごい重力によってまわりのものを何でも吸い込んでしまいます。ガスやちりの雲、ときには星まで飲みこんでしまいます。ブラックホールのエサともいえ...
朝に霧(きり)が出ていたとしても、太陽がのぼれば消えてしまいます。そこでもし太陽がもっとまぶしく、もっと熱かったら、どんなことが起きるでしょうか?もちろん、霧はすぐにで消えてなくなるでしょう。星が生まれる時にも同じことが...
キャンプファイヤーの火の中に、小さな木の棒を投げ込んだらどうなるでしょう?火は明るくなって、まわりはちょっと温度が上がりますね。同じようなことが、若い星のまわりでも起きているらしいのです! 生まれて数百万年の若い星のまわ...
星は、宇宙に浮かぶ冷たい雲の中で生まれます。この雲は分子でできているので、「分子雲(ぶんしうん)」ともよばれます。ここには、水素原子がふたつつながった水素分子や、炭素と酸素の原子がつながった一酸化炭素などがふくまれていま...
天文学者たちは、131億光年も遠くの銀河に酸素を見つけました。これはつまり、131億年前の銀河を見ていることになります。この時、宇宙は生まれてからまだ7億年でした。ずっと昔の銀河に酸素を見つけた、ということも言えますね。...
地球上の生き物の材料として大切なのが、炭素です。炭素なしでは、植物も、動物も、もちろん人間も生まれなかったことでしょう。生き物にとって大切な炭素を含む分子を「有機分子」と呼びます。炭素を含むちいさな分子、たとえば一酸化炭...
遠くの銀河にある大きなブラックホールは、いわば大雨の嵐のような状態にあるようです。アルマ望遠鏡による観測で、ブラックホールに向かって冷たいガスが雨のように降り注いでいるようすが発見されたのです。傘はちょっと役に立たなそう...
人間の赤ちゃんが、お母さんのおなかの中で大きくなるのに9か月かかります。もっと大きいゾウの赤ちゃんは22か月かかりますが、では、惑星(わくせい)が大きくなるのに、どのくらいの時間がかかるのでしょうか。実は私たちが思ってい...
アルマ望遠鏡が、星のまわりをまわる小さな砂粒のリングの写真をとりました。でも、ひとつ問題がありました。リングの内側が、思っていたよりもずっと星から遠い場所にあったのです。もしかしたらそこには、まだだれもしらない惑星(わく...