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「何十億年も昔、まだ若かった時代の天の川銀河は今より小さく、もっとごちゃごちゃしていて、星の材料となるガスをたくさんもっていた」。これが、アルマ望遠鏡による観測からわかったことです。 もちろん、アルマ望遠鏡で約80~10...
いて座にある若い星には2つの惑星の子どもが回っています。大きさは太陽系の土星の2倍くらいです。他の星を回る同じような惑星は、前にも見つかっています。しかし今回は、惑星はまだ十分に大きくなっていません。つまり、惑星の赤ちゃ...
小さな種から大きな木が育つように、惑星(わくせい)も小さな粒(つぶ)ほどのちりからできます。まず、ちりの粒がおたがいにくっついて、どんどん大きくなります。さらにまわりの粒がくっついて、石ころくらいの大きさになり、やがて岩...
うずまきの形をした銀河はたくさんあります。でも、IC2163はちょっと他とちがいます。大きな目玉のような形をしているのです。うずまきのうでが「まぶた」、その中が「目」のように見えませんか?アルマ望遠鏡を使った観測で、この...
宇宙の星の中には、太陽のようにひとりっ子の星もあります。でも、ふたごの星や三つ子の星もたくさんあります。2つか3つの星が、おたがいのまわりをぐるぐる回っているのです。こういう星を連星と呼びます。今回アルマ望遠鏡を使って、...
アルマ望遠鏡で、ふしぎなうずまきもようの星の姿が撮影されました。この星は、実はふたつの星がおたがいのまわりをまわる「連星(れんせい)」です。うずまきの形をくわしく調べると、この連星がどんなふうにおたがいを回っているかがわ...
ほとんどの銀河の中心には、ブラックホールがあります。私たちが住む天の川銀河の中心にもブラックホールがあります。ブラックホールは、たいてい静かにしていますが、ときどきものすごい量のガスやちりを飲みこみます。飲みこまれそうに...
おいしい料理を作ろうと思ったら、材料をちゃんと準備しなくてはいけません。アップルパイを作るときには、もちろんリンゴが必要です。宇宙でもそれは同じ。材料がそろっているかどうかで、そこで何ができるかが変わってしまいます。 宇...
今からおよそ30年前の1987年2月、南の空で大爆発(だいばくはつ)がおきました。これに最初に気づいたのは、チリの天文学者イアン・シェルトンさんと、オスカル・デュハルドさんでした。しかしこの時には、まだアルマ望遠鏡はあり...
「サーモスタット」という機械のことを知っていますか?サーモスタットは、温度の調整をするはたらきをもっています。部屋が冷えすぎたら、サーモスタットは暖房のスイッチを入れます。熱くなりすぎたら、暖房を止めます。宇宙にある銀河...
フィギュアスケートの選手が、スピンをするところを見たことはありますか?広げていた手をちぢめるにつれて、どんどん回るのが早くなります。これは、スケート選手だけにかぎりません。すべてのものは小さくなるほど早く回るのです。これ...
アルマ望遠鏡が、あたらしい観測を始めました。太陽の観測です。人が直接太陽を見ると目をいためてしまいますが、アルマ望遠鏡ならだいじょうぶです。でも、そのためには準備が必要でした。そのまま太陽を観測すると、望遠鏡が燃えてしま...