アルマの新しい「目」で、宇宙に水を探す

アルマの新しい「目」で、宇宙に水を探す

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アルマ望遠鏡のアンテナに、新しい「受信機」が取りつけられました。これで、宇宙に浮かぶ水を探しやすくなります。

地球では、水は生き物にとってとても大切な存在です。宇宙にも、実は水がたくさんあります。地球以外の惑星(わくせい)の海や、北極や南極の氷にもきっと水がふくまれているでしょう。でも、惑星の上にある水を見つけるのはとても大変です。他の場所に水は無いのでしょうか? 星々のあいだにも、水があります。でも液体としてではなく、水の分子がばらばらに浮かんでいるのです。

 水の分子がくるくると回転していると、とっても弱いのですが電波を出します。電波は波のようなもので、波と波の間を波長と呼びます。水が出す電波の波長は、1.64mmです。私たちの目ではこの電波を見ることはできませんが、アルマ望遠鏡ならキャッチすることができます。

アルマ望遠鏡に新しく追加された受信機は、「バンド5」受信機と呼ばれています。この受信機は、波長1.4mmから1.8mmの電波をとらえることができます。つまり、宇宙に浮かぶ水の分子を見つけるのにぴったりなのです。バンド5受信機は、スウェーデンとオランダの協力で作られました。

天文学者たちは、バンド5受信機をつかって、ぶつかっている銀河や年とった星をためしに観測してみました。すると、どちらでも水が発見されました。アルマ望遠鏡の66台のアンテナに、いままさにバンド5受信機が取りつけられているところで、2017年の終わりまでに全部のアンテナに取りつけが終わる予定です。

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